プロフィール
少年と思われそうだが、私の依頼は少女だったのです。でもこの絵が好きになり、少年のように見える少女ということで納得しました。彼女(あるいは彼)は波立つoceanの彼方に何を見ているだろう?
若くして忘れ得ぬ人を想っているかのような、どことなく悲し気な雰囲気がある。きっと二度と逢えなくなってしまったひとのことを想って、こうして毎日海を見に来ているに違いなく、彼女(あるいは彼)の哀しみは ー 何があったのか知るよしもないが ー 随分と長い時間が経っているのに癒やされることがないままなのかも知れない。
私はこの少女(あるいは少年)に寄り添うことは叶わない。哀しみに暮れている人に何もしてあげられない。
光の届かぬ水底で
愛は 泡のように 形を変え
幻想は 沈黙の羽根を持って
日々を そっと 撫でていた
語られぬ記憶は
言葉よりも 深く
象(かたち)ではなく 兆しとして
わたしの詩に 降り積もる
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