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    愛と幻想の日々

最後のひとり







──沈黙。
風が止み、
塵が地に伏す。

  (少しの間)

戦場は もう音を失った。
かつて無数の声が響いていた場所に、
今は ただひとり、

 傷だらけの戦士が立っている。

  (低く、ゆっくり)

彼の肩には、
倒れた者たちすべての重みが乗っている。
剣は静かに、光を映し、
彼は 燃える地平を見つめる。

  (沈黙、そして一拍)

これは、生き延びたということではない。
 ──抗うということだ。

希望がすべて灰となっても、
なお灯り続ける
  魂の焔。

(深い静寂で終わる)









この動画の概要欄がもはや”詩”だったので、改行とインデントを加えて詩行にしてみた。最初はブラウザの機械翻訳機能で読んでみたのだが、詩篇にするには何か物足りない気がしたので、AIと何度か対話しながら、詩篇として成立させてみた。動画概要欄の英文を下記の載せる。


【英文】
2025/10/02


The battlefield is silent. The dust has settled, the echoes of war fading into the distance. Where countless once stood, only one remains—a lone warrior, scarred and weary, yet unbroken. With his sword at his side and the weight of all who fell before him on his shoulders, he stares into the burning horizon. This is not just survival—it is defiance, the will to endure when all hope is gone.

以下の詩篇は上の朗読版とは異なり、純粋に詩篇としての共同詩篇。


戦場は 静まりかえっている
塵はおさまり
   戦のこだまは 遠くへと消えてゆく

かつて無数の者たちが立っていたその場所に

今は ただひとり、
     傷だらけの戦士が 佇んでいる

疲弊しながらも 折れることはなく
               剣を脇に
        倒れた者すべての重みを 
     肩に背負いながら
彼は、
燃え盛る地平を見つめている

これは、 
 生き残ったということではない

 抗うということだ

希望がすべて、
 灰に帰したあとでも
なお、
 耐え抜こうとする意志の

   最後の炎



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